114 ミシュランガイド
「ミシュランお断り」
こんな旗を入り口に掲げた焼鳥屋さんを東京の大繁華街で見つけました。
まことに失礼ながら「わざわざ宣言しなくても評価の対象にならないよ」といった雰囲気のお店です。前を通る人たちもそのように感じ嘲笑しているようです。
ミシュランガイドとはご存知の通り世界主要都市のレストランを推薦しランク付けをしているフランスのグルメブックですね。世界に90人、日本には7人の審査委員がいるようです。
空前のグルメブームから、星を頂いたお店はTVなどではよく紹介されています。
しかし、この店主の心情は実によく理解できるものがあります。
「一体全体おまえらに、店や味の何がわかるんだ!」と叫び訴えている気がします。
数十年あるいはそれ以上かけて築いてきたお店の味や雰囲気、それを支持してくださる常連のお客様達、そんな大切なものを海外の出版社にアレコレ言われたくネエ!
勝手な解釈ですがプロの料理人の意地を感じます。
あの旗の作り具合からすると複数の有志店主が共同で作成したものかもしれません。
あるバラエティー番組の目隠しテストで伊勢海老とザリガニ、A5ランク牛とスーパーの安売り牛、高級中華レストランと大衆店の酢豚料理の見分けがつかない芸能人が大勢いました。
100万円と3000円のワインを当てられなかった気の毒なプロのソムリエもいました。
「味覚の80%は視覚で決まる」とは言いますが人の味覚とはなんと頼りないものでしょうか。
逆に言えば、ごまかすことは簡単にできてしまいますね。
本など頼りにせず美味しいものは自らの舌で発見していきたいですね。
人間ある年齢に達したら自ら判断できる正しい五感というものを確立したいものです。
良いものを見、食べ、触れ、聴き、嗅ぐ・・・、の基本の習慣。
この大切な五感がさまざまな媒体で壊され始めています。
程度の低いTV番組、味覚を刺激するだけの食事、安っぽい電子音楽など。
小さなお子様は特に注意が必要ですね。
意識して調整しないと感覚の浅い人間ができてしまいます。
やむを得ず栄養の偏った食事を取ることもありますが、そういうときこそ毎日のビオストラスで整えて正しい栄養バランスだけは壊さないように心がけてください。
113 女性のゴール、男性のゴール
「おばさんは、元気だよなー」とよく耳にします。
繁華街やランチ会、旅先などでは女性のパワーが目に付きます。
ご年配の方で楽しそうに談笑している多くは女性。
ご夫婦の場合にはご主人がトボトボと後を付いていく姿がよく見受けられます。
これはとりまく環境が女性の感性をくすぐるものが多くなったこともありますが、言ってみれば女性が元気なのではなく、男性に元気がないのです。
10km競技のランナーは10km到達で一歩も動けないように倒れこみます。
20km競技のランナーは10km地点ではまったく問題なく元気ですが20kmにたどり着くと体力の限界に達しこれ以上走れそうもありません。
42kmのフルマラソンランナーは10km、20km地点は難なく走り通過しています。
この3者に競技者としての優劣はありませんね。設定されたゴールが違うだけですよね。
現在、多くの男性には60歳という定年があります。
仕事を始めた20代の頃から60歳というゴールが設定されています。
働き続けて50歳にもなると「ラストスパートだ」と力を振り絞り走る人もいれば、「もう追いつけない」とあきらめて歩いてしまう人もいます。
どちらが良いかわかりませんが、「もうすぐ終わりだ」と思っていることは同じです。
ゴールに到達するとランナーのごとく疲れ果ててしまう人が大勢います。
これまでの長い仕事人生はここで一旦修了してしまいます。
「第二の人生は趣味で」などといってもそれは多くの場合、さんざん走りこみ燃え尽きた後の余暇となってしまいます。
女性には出産や子育てなど人生の区切りはありますがゴールはありません。
女性のゴールは人生の終末期、それは80歳、90歳、100歳へと続きます。
労働人口の減少で1億総活躍社会などと心地よいフレーズが飛び交っています。
そんな政策に乗るわけではなく、男性もゴールを先へ先へと伸ばす工夫をしてみませんか。
人生の終末期まで元気でいるための人生設計です。
そのために必要なことは1にも2にも健康ですね。
112 戻る力
「おっと危ない!こんなところに置くなよ。誰か転んで怪我するぞ。」
「ほら、危ないな、よく見ろよ、ちゃんと睡眠とってるのか。」
といったようなヒヤリとした出来事が1回の大惨事の背景に300回あるといいます。
「また怪我したのか、よくやるんだよあそこで」
「また不良品出したの、もっと熟達してから取り組まないとダメよ」
といった軽い事故が1回の大惨事の背景には29回あるといいます。
1回の大惨事の背景には29回の軽い事故と300回のヒヤリが潜んでいます。
これをハインリッヒの法則または1:29:300の法則といいます。
日常のヒヤリとする瞬間をなくすことが企業経営の安全対策の基本となります。
企業の不祥事が続いています。
廃棄品を販売した食品偽装。
不適切な基礎工事をした横浜マンションの杭打ち偽装。
多くの犠牲者を出した軽井沢のバス事故。
もちろん企業の責任ですがこれらは熾烈な価格競争が作り上げた企業体質です。
一見「他より高いぞ」と思われる価格の背景には安全対策のための金額が含まれています。
良い企業は何かあったときのため、何かを起こさないようにするために投資しています。
社員教育であったり、数度にわたる検査費用であったり、アフターフォローであったり・・・。
何かあっても正しく元に戻れるような力を蓄えることにお金をかけています。
消費者は何も起こらないと「ちょっと損をした気分」になってしまいます。
しかしそれを安心・安全料と割り切ることも必要かもしれません。
人間の身体も同じことです。
身体のどこかが痛い、動きが悪くなった、硬くなった、咳が出る、寝不足だ、便秘だ・・・。
これは「こんなことが日常的になる前に治しておけ」という身体が教えてくれるヒヤリです。
「日常になると病気になるぞ」といった警告と捉えられるでしょう。
ビオストラスは些細なことを起こさないように免疫力を高めるもの。
いわば戻る力をサポートするものです。皆様の投資に十分応えてくれます。
111 申年
新年明けましておめでとうございます。
昨年、おかげ様をもちまして日本ビーエフも創立30周年を迎えることができました。
次の10年へ向けて新しいことにチャレンジしていく所存でございます。
本年も皆さまがご健康で活力のある毎日を過ごせますよう心よりお祈り申し上げます。
今年は申年。
猿は頭の回転がよく人の機微を感じとることに長けています。
おとぎ話の桃太郎はなぜ犬、雉、猿を家来にしたのでしょうか?
熊や猪といった強そうな動物や、蛇や狐といった機知に富んでいそうな動物もいたのに・・・。
でもこれは組織として実によく考えられていたといわれます。
役割構成が理にかなっているんですね。
桃太郎が社長とすると犬は縦横無尽に動き回る営業マン。
雉ははるか先まで見渡せる情報収集のエキスパート。
そして猿が戦略や戦術を練る知恵袋の企画マン。
桃太郎が抜擢した理由がよくわかりますね。
体力トレーニングには有酸素運動と筋力トレーニングの2種類があります。
有酸素運動は自分のできる範囲の運動を一定時間続けること。
筋トレは常に自分の限界の一歩先を行くこと。
筋肉は何歳になっても増やすことができるといわれます。
しかし筋トレは辛いので加齢と共に避けようとしがちです。
脳のトレ-ニングにもできることを続けることと、未経験なことをする2種類があります。
脳の前頭葉が人の心の在り方を司っていると年末のコラムで書きました。
使わないと筋力と同じように加齢と共に衰えが速くなります。
これを鍛えるのは未経験なことにチャレンジする辛さを乗り越える気持ちが必要です。
企画マンの猿にちなんで、今年は未経験なことにチャレンジして脳の若返りをしてみませんか。
脳の若返りは細胞を活性化させ、見た目までも若返りしていきます。
細胞の活性化のお供には・・・・、今年もビオストラスですね。
110 若さを保つには
「社長、もうお歳ですし、そろそろ引退したらいかがでしょうか?」と痛い事を言われる経営者の間で脚光を浴びたサミュエル・ウルマン作の「青春」という散文があります。
「青春とは、人生の一時期をいうのではなく、心の様相をいうのだ。(中略)歳を重ねただけで人は老けない。理想を失うときにはじめて老いがくる(後略)」
「心の様相」とは優れた創造力、意思、情熱、勇猛心、冒険心などを指しています。
歳に負い目を感じていた経営者の間で「わが意を得たり」としきりに引用された一節です。
この「心の様相」は脳から指令されます。
どうやら前頭葉が司り、この脳は人間だけが極めて大きいそうです。
前頭葉の機能は現在でも詳しく解明されていませんが、特定の知的機能はなく、前頭葉に脳梗塞や脳腫瘍があっても知能テストの点数は落ちないそうです。(精神科医 和田秀樹)
そのため前頭葉を取っても大丈夫と思われていた時期さえありました。
しかし現在 前頭葉は理性を司っていると考えられ、意欲や創造性、感情のコントロール、思考のスイッチなどの役割、まさに「心の様相」を指令していると考えられているようです。
前頭葉が縮みはじめると意欲がなくなり、創造性が落ち、すぐ落ち込んだり 怒り出したり、ある考えに固執し思考の切り替えが悪い人間になってしまうそうです。
そうして からだ全体の老化がスタートしてしまいます。
悪いことに筋力と同じように 使わなくなったときの衰えが、若いときより格段に早くなる。
これを衰えさせないためには、普段と違うこと、常に新しいことにチャレンジするのが良いようです。例えば通常の会話や読書、計算やパズルの問題では側頭葉しか使いません。
クリエイティビティーを発揮するような、例えば俳句を作る、絵を描く、楽器を始める、自分の意見とは違う人の意見に接し、取り入れ、議論してみる。
ドキドキするような、先の展開を読めないことをするのが最も良いようです。
恋愛をすると若返るのはその代表格でしょうか。
今年も一年が終わろうとしていますが、来年からとは言わず、今日からチャレンジして、来年には習慣化して若返りしてみませんか。
109 バランスのとれた栄養はいじめをなくす?
小学生のいじめ件数が12万2千件を越し過去最高となりました。
児童虐待件数も増え続けています。
分別があるはずの高齢者の暴力事件も増加中です。
どうしてこうも簡単に「キレて」しまうのでしょうか?
たくさんの複雑な要因がからみあい一言ではいえませんが、
栄養の点から以前ご紹介した記事で考えてみます。
教室に吸殻が散乱し、廊下をバイクが走り、荒れに荒れていた長野県上田市のある中学。
「子供たちがすぐキレるのは栄養が悪いせいだ!」
と赴任してきたばかりの校長先生が給食改善に取り組みました。
揚げ物やスパゲッティーを中止し、米飯、具だくさんの味噌汁、焼き魚、副菜という和食の献立に切り替えました。
その結果、非行がなくなり、塾通いの生徒が少ないにもかかわらず学力テストも全国平均よりはるかに高得点を取り、放課後は戸外で遊ぶようになり、町にも静けさが戻ったそうです。
米国では フダ付の不良ばかりの学校で清涼飲料水やジャンクフードを廃止したら生徒達の素行が変わり学校を立ち直らせたという話しもあります。
栄養は身体に「力」をつけるもの。
骨や皮膚、内臓などの構成、筋力、持続力、などの体格や体力に目が行きがちです。
しかし人格を形成していく思考力、集中力、忍耐力、記憶力、包容力、許容力、意志力・・・・、
これらにも「力」という字がついています。
人の行動はこれらの「力」によって成り立っています。
キレることを押さえるのもこのような内なる力です。
成長期にある子供達には体格構成と同じようにこれらの力の育成が特に必要です。
バランスのとれた栄養とは何かを真剣に考えてあげましょう。
ビオストラス社は子供のADHD(多動性障害)の研究成果を専門誌に発表しています。
バランスの取れた栄養摂取が人格を形成し、結果として自らの行動をコントロールできることを数十年前から実践し、証明しています。
111 銀座のネズミは肥満
野生の肉食動物は無駄な狩をしません。
食用として必要な時に必要なだけの狩をします。
ねずみも普通のえさを与えていれば目の前にあっても必要以上食べることはないようです。
カロリーストップの自己抑制が働き食欲が止まるようです。
ではなぜ肥満になってしまうのでしょうか。
なぜ食べすぎてしまうのでしょうか。
美味しくて高級な食材がわかるのでしょうか。
その理由は「濃縮・精製された食用油や砂糖」にあるようです。
この食用油や砂糖を与えると食欲にブレーキがかからず食べ続けてしまうそうです。
これは「報酬系」という脳内神経回路が「もっと欲しい」という感覚を作り出し、これと連動したベータエンドルフィンの分泌が幸福感や満足感をもたらすそうです。
(龍谷大学 伏木亨教授)
だから必要以上に食べ続け肥満になってしまいます。
人間が追いつづけている美味しい味。
自然界には存在しない濃縮した食材がねずみの報酬系を刺激し食べ続けさせています。
犬や猫などのペットも始めはそっぽを向いていたお菓子でも 一度味を覚えると喜んで食べ、要求してくるのも、こんな理由からのようです。
それは人間にも大きく影響をあたえています。
子供達はフルーツや採れたての野菜よりも人工食の塊であるスナック菓子を喜んで食べます。
刺激の強いインスタント食品を好みます。
食品産業の発達で食品が安く手に入ることで食欲を満たせますので否定はできません。
しかし「本当に必要かな?」とたまには考えてみるのもいいかもしれません。
食べ続けたいという報酬系をねずみは阻止できません。
しかし人間には「我慢」という思考回路もあります。
食欲の秋には人工ではない秋の味覚を存分に楽しんでみませんか。
そして発酵食品のビオストラスをしみじみを味わってみてください。
110 欲
まだ子供だった頃、欲しくて欲しくてしょうがなかった白い靴があった。
お母さんにねだり、やっと買ってもらった。
大好きなその白い靴を毎日どこへ行くにも履いていたんだ。
ある時街に出てふと靴屋さんを見た。
そこにあったのは・・・、素敵な、・・・青い靴。
二十歳で出会った素敵な女性。
「君こそぼくの人生のすべてだ、生涯の伴侶だ」と思い求めていた。
教会で結婚式を挙げ、指輪を交わすその指が、なんだか見飽きたようで、・・・嫌になった。
限りないもの、それが欲望 流れ行くもの、それが欲望。
ご存知の方も多いと思いますが、これは井上陽水氏の「限りない欲望」という歌の内容です。
人の心のうつろいの核心を突いています。
人は欲しかったものを手に入れたとたん興味が失せていくといいます。
もしあなたや、あなたの一番大切な人が余命を言い渡されたとしたら・・・。
しかし5億円の治療費を支払えば米国で最新の治療が受けられ完治することがわかりました。
手元には先週当選し狂気乱舞した5億円の宝くじの当選金があります。
海外旅行しよう、宝飾品を買おう、家を新築、別荘もいいなと夢を膨らませていたお金です。
でもどうでしょうか? 治療のために惜しげなく5億円支払いませんか?
だとすると あなたは5億円以上あるいはお金には変えられない価値をすでに手に入れていることになりますよね。
「日常あるあたりまえの幸せ」には普段あまり気がつきません。
失いかけたときにはじめて大きかったその価値に気付きます。
健康もまた同じ。
手足が動き、食事ができ、呼吸ができることを意識し感謝することは普段あまりありません。
皆様にはかけがえのない価値があることを週に一回でも意識してみませんか。
あたりまえの幸せやからだをいたわる気持ちがその度に湧き上がってくることと思います。
109 人間の能力
日ごろ当たり前のようにやっている離れ業・・・「ドライブ」。
時速80kmで走りながら、流れ行く景色を楽しみ、分岐点で正しい道を選び出し、
音楽とエンジンの音を同時に聞き分け、お菓子をつまみ、ドリンクを楽しむ。
時々窓を開け、外の風の心地よさを皮膚で感じ、ちょっと湿っぽいなどと判断する。
漂ってくる潮の香りや新緑の香り、悪臭やエンジンからの異臭を嗅ぎ取ってしまう・・・。
五感をフル活動させ、時には何の根拠もないのに「ちょっと間違ったかもしれない」などと
第六感まで働かせてしまう。
皆さん普通にやっていますけど これ、ちょっと考えるとすごい能力です。
いくらコンピューターが発達してきても絶対に真似のできない人間の能力です。
人間の脳というものは精巧で超高速です。
見る、聞く、など無意識に飛び込んでくる情報処理能力は一秒間に1100万ビット。
それを全部無意識で処理しています。
コンピューターがやっと64ビットになりましたから その能力は17万倍にもなります。
この人間の能力は寿命まで活動し続けます。
脳科学者 池谷裕二氏は、脳は年齢には関係なく鍛えれば70歳を超えても向上し、記憶の蓄えが創造力につながっていくと言いました。
記憶力が落ちたと思うのは錯覚で、情熱や感動が薄れていくことでそう感じてしまうらしい。また、筋肉もいくつになっても鍛えれば太くなるという。
ただ使わないでいると筋肉落ち量は年齢と共に早くなっていくそうだ。
だから「ちょっときつくなったから」といって負荷を減らしてしまうと弱っていくといいます。
この素晴らしい働きは消化から吸収、排泄までと身体の中でも活躍し続けています。
医学や薬はいわばコンピューターと同じでデータを積み重ねて作り出したもの。
大自然が作り上げた人間の能力には遠く及びません。
良い栄養と習慣を続け、この人間のはかり知れない力を維持し続けてください。
ドライブすることと同じように、誰もが正しく動くようにプログラムされています。
108 見た目と健康
きれいに撮れているポートレート写真を41人の人たちに見せて、
「あの人何歳に見えますか?」と質問をしました。 実年齢70歳はふせています。
「そうね、55歳くらいかしら・・・?」
「60前後だね」 と実際より若く見られています。
同じように、よく似ているけど違う70歳の人の写真を見せて同じ質問をしました。
「そうね、75歳といったところかしら・・・」
「80歳近いと思います。」 と老けて見られています。
比較されたこの2人・・・、実は双子だったのです。
まったく同じ遺伝子を持った2人ですがこんなにも見た目の歳の差がついてしまいました。
そしてこの見た目の差がなんと2人の寿命にも差をつけてしまったようです。
70歳以上の913組の双子に対してこのような「見た目年齢」の実験が行われました。
7年後に2人の健康状態を調査すると言う壮大な実験です。
お亡くなりになった674人のほとんどが「老けて見える」人たちだったそうです。
しかも老けて見える歳の差が大きいほどその傾向が強かったようです。
さらに見た目年齢が若かった人ほど身体機能、認知機能が高いという結果が出ました。
以上はデンマークの大学がイギリス医学雑誌British Medical Journalで発表した内容です。
「生活や環境変化それに伴う意識の変化によって見た目の違いが生まれ、それが大きく寿命を変えている」というのです。
オランダ・ライデン大学の教授は以下のように報告しています。
見た目が若い人の特徴は、赤ら顔でなく、シワ、シミ、たるみが少ないこと。
低すぎるBMI値でないこと(高すぎることに関してはここでは表現されていません)。
口内のケアがきちんとしていること。そして強いストレスを長く受けた時に体内に分泌されるコレチゾールの値を低く保つこと。 つまりストレスの無い生活を送ること。
見た目の老化も内臓の老化も同じ。
見た目は体内で起こっていることの表れなんですね。
何となくそんな気はしていましたが、実験を通して、あらためて発表されると、そうならないように日ごろから注意しようという気が湧いてきませんか。