112 戻る力
「おっと危ない!こんなところに置くなよ。誰か転んで怪我するぞ。」
「ほら、危ないな、よく見ろよ、ちゃんと睡眠とってるのか。」
といったようなヒヤリとした出来事が1回の大惨事の背景に300回あるといいます。
「また怪我したのか、よくやるんだよあそこで」
「また不良品出したの、もっと熟達してから取り組まないとダメよ」
といった軽い事故が1回の大惨事の背景には29回あるといいます。
1回の大惨事の背景には29回の軽い事故と300回のヒヤリが潜んでいます。
これをハインリッヒの法則または1:29:300の法則といいます。
日常のヒヤリとする瞬間をなくすことが企業経営の安全対策の基本となります。
企業の不祥事が続いています。
廃棄品を販売した食品偽装。
不適切な基礎工事をした横浜マンションの杭打ち偽装。
多くの犠牲者を出した軽井沢のバス事故。
もちろん企業の責任ですがこれらは熾烈な価格競争が作り上げた企業体質です。
一見「他より高いぞ」と思われる価格の背景には安全対策のための金額が含まれています。
良い企業は何かあったときのため、何かを起こさないようにするために投資しています。
社員教育であったり、数度にわたる検査費用であったり、アフターフォローであったり・・・。
何かあっても正しく元に戻れるような力を蓄えることにお金をかけています。
消費者は何も起こらないと「ちょっと損をした気分」になってしまいます。
しかしそれを安心・安全料と割り切ることも必要かもしれません。
人間の身体も同じことです。
身体のどこかが痛い、動きが悪くなった、硬くなった、咳が出る、寝不足だ、便秘だ・・・。
これは「こんなことが日常的になる前に治しておけ」という身体が教えてくれるヒヤリです。
「日常になると病気になるぞ」といった警告と捉えられるでしょう。
ビオストラスは些細なことを起こさないように免疫力を高めるもの。
いわば戻る力をサポートするものです。皆様の投資に十分応えてくれます。