106 「いつもお世話になっております」
企業の挨拶でよく使われるこのフレーズ。
いつも心の底から出ているとは限りませんが「あなたのお気遣いで日々生活しています」といった 日本文化独特の謙虚さが見えますね。
どこの会社も時代に取り残されずに生き続けようと頑張っています。
人と同じように地味だったり派手だったり、軽やかだったり重厚だったりと様々な個性や姿勢をもち、商品やサービスを提供しています。
では、会社ってなぜ必要なんでしょうか?
会社が世の中に存在する価値って何でしょうか?・・・・ それは3つあります。
- 税金を納めて、国にお金を回すこと。
- 給料を支払い続けて、従業員の生活を安定させること。
- よい製品、サービスを提供し、世の中の質を向上させること。
さらに余力があれば社会貢献すること。
欲求や不満は付きまとうのが世の常ですが、この3つを守ることができれば優良な会社です。
しかしこの時代に3つをとどこおりなく続けるのはとても難しいことです。
一念発起し起業はしてみたものの、1年以内にやめてしまう率は95%。
残った5%の半分は5年以内にやめてしまうといわれます。
会社が生き残っていくことがどんなに大変なことかストレートに表していますね。
日本ビーエフ(株)は30歳を迎えました。
それは、サプリメント、栄養補助食品といった言葉がまだ馴染みのない時代でした。
そんな中でまずアルファルファを開発し、ビオストラスという他に類を見ない商品にご縁を頂き、それをみなさまにご理解いただけるようにできるだけ丁寧に説明してまいりました。
現在、サプリメント需要が伸び、新しい商品が続々と誕生しては消え去っています。
日本ビーエフが生き続けていられるのは、ビジネス第一ではなく、本当に健康のためによいから、みなさまの生活を向上させたいからと日々考えてきたことだと自負しております。
心の奥底から「いつもお世話になっております」と思っております。
これから10年、20年と変わらぬ個性と姿勢で歩んでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。