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111 銀座のネズミは肥満 - 日本ビーエフ-主に健康食品や化粧品を販売している会社です。

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111 銀座のネズミは肥満

カテゴリ: ショートコラム 作成日:2015年10月01日(木)

野生の肉食動物は無駄な狩をしません。

食用として必要な時に必要なだけの狩をします。

ねずみも普通のえさを与えていれば目の前にあっても必要以上食べることはないようです。

カロリーストップの自己抑制が働き食欲が止まるようです。

ではなぜ肥満になってしまうのでしょうか。

なぜ食べすぎてしまうのでしょうか。

美味しくて高級な食材がわかるのでしょうか。

その理由は「濃縮・精製された食用油や砂糖」にあるようです。

この食用油や砂糖を与えると食欲にブレーキがかからず食べ続けてしまうそうです。

これは「報酬系」という脳内神経回路が「もっと欲しい」という感覚を作り出し、これと連動したベータエンドルフィンの分泌が幸福感や満足感をもたらすそうです。

(龍谷大学 伏木亨教授)

だから必要以上に食べ続け肥満になってしまいます。

人間が追いつづけている美味しい味。

自然界には存在しない濃縮した食材がねずみの報酬系を刺激し食べ続けさせています。

犬や猫などのペットも始めはそっぽを向いていたお菓子でも 一度味を覚えると喜んで食べ、要求してくるのも、こんな理由からのようです。

それは人間にも大きく影響をあたえています。

子供達はフルーツや採れたての野菜よりも人工食の塊であるスナック菓子を喜んで食べます。

刺激の強いインスタント食品を好みます。

食品産業の発達で食品が安く手に入ることで食欲を満たせますので否定はできません。

しかし「本当に必要かな?」とたまには考えてみるのもいいかもしれません。

食べ続けたいという報酬系をねずみは阻止できません。

しかし人間には「我慢」という思考回路もあります。

食欲の秋には人工ではない秋の味覚を存分に楽しんでみませんか。

そして発酵食品のビオストラスをしみじみを味わってみてください。

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