117 幸せの習慣
日本のある大手企業が今年度の実用化を目指しある実験を始めました。
社員の幸福感を人工知能で計るそうです。
幸福感が高い時は営業成績も高いとされ業務向上につながるらしい。
どこに誰と一緒にいるとき、毎日何時ごろに幸福感が高まっているか。
センサーで体の揺れやうなずきなどの動きを1秒間に50回測定する。
身体の動きが一定のパターンでない時には「自然な動き」として幸福感が高く、「動きが一定で不自然」な場合には幸福感が低いとされる。
これを人工知能で数値化し、その後「幸福感を高めるために、こう動いたらいい」と個別にメールでアドバイスをする仕組みになっているようです。
仕事は効率と考えると人口知能に管理されていくのもしかたがないかもしれません。
しかし本当の幸福感まで計測できるのでしょうか?
幸せを感じる瞬間て、どんな時でしょうか?
ソファーに沈みコーヒーを飲む時、子供と歩いている時・・・・・、
以外にとりとめもない些細な出来事ではないでしょうか。
そして大切なのはこの幸せの瞬間が、幸せの習慣になることですよね。
幸せの習慣は日常生活の中にあります。
日常生活を向上させることだけが幸せの習慣を作っていくようです。
幸せの習慣は「人間関係を育むこと」や「感謝の気持ちをあらわすこと」で向上するようです。インターネット上の希薄な人間関係や絵文字での感謝の表現ではとてもとても幸福感は向上しそうもないですね。人工知能の思うつぼかもしれません。
日常からかけ離れた瞬間的な幸せは幸せの習慣にはならず1年以内に消滅してしまうということが米国ウィスコンシン大学の研究でわかってきました。
そして幸せは単なる感情ではなく身体の細胞の状態ということもわかってきました。
ならば細胞を活性化さることも幸せの習慣の一助になっていますね。
ビオストラスも幸せの一躍を担っています。