118 余分3兄弟
数年前のテレビCMで悪者にされていた語呂のよい呼び名、余分3兄弟・・・。
① 脂肪 ② 糖分 ③塩分
誰が長男かわかりませんがこの3兄弟、もともとは人間の体を守るヒーローだったはず。
脂肪は貯蓄できるエネルギーとして、
糖分は人間だけが持つ思考の源として、
塩分は活力をみなぎらせる力として。
わずかな食量で生き抜くために作られた自然のシステムでした。
ヒーローが悪者になってしまったのは400万年の人間の歴史の内、近年の50年くらい。
食料が簡単に手に入り、機械が動いてくれる時代になってからです。
3.999.950年間ヒーローでいたのにわずか50年で悪者になってしまいました。
ヒーローが復活しなければ暗黒の時代へと突入してしまうのはよくあるストーリー。
少なくとも自分の中だけでも復活させてあげませんか。
その唯一の方法は、人としてあるべき活動を取り戻すこと。
適切な食事、程よい運動、快適な睡眠、の健康3原則。
たったこれだけの事が難しいのは、これを上回る魅力が世の中に溢れ、それに負けてしまうからでしょうか。
免疫学の世界的権威 安保徹教授は日本ビーエフ主催の講演会でこう述べています。
「人間の体は精緻なしくみによってしっかりと守られています。運に左右されるようないい加減なものではありません。体の無理、心の無理、などの日々の習慣が病気を作っています。」
必要以上の重みをかけると、鉄は曲がり、木は折れ、ゴムはちぎれてしまいます。
少しずつなので気が付きにくいのですが、同じような重みを日々かけているんでしょうね。
「しかし30年もよくつぶれないで もったね(日本ビーエフは)」と安保教授。
講演外の裏話ですが、雨後の筍のごとく進出する栄養補助食品業界のことも知り尽くした素直なお気持ちかと思います。
良品、真摯、お客様 と基本3兄弟を続けてきたことだと自負いたしております。
この3兄弟がいつまでもヒーローでいられる世の中であってほしいと願っております。