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119 ランキング

カテゴリ: ショートコラム 作成日:2016年09月13日(火)

日本中を熱狂させたスポーツの祭典も無事閉幕いたしました。

毎日の努力の積み重ねがどれほど大切かあらためて教えてくれた戦いでもありました。

個人の意思の力が次々と伝播し、大きな意思を作り上げていくことも教えてくれました。

東京オリンピックのマークや競技場作りの拙攻のモヤモヤを主役である選手たちが吹き飛ばしてくれたようです。子供たちのスポーツへの関心も広がっていくようで楽しい限りです。

 

さて、この順位は何のランキングだかわかりますか?

 

1位 米国  2位 中国  3位 日本  4位 ドイツ  5位 フランス  6位 英国

 

では次の順位は?

1位 米国  2位 英国  3位 中国  4位 ロシア  5位 ドイツ   6位 日本

 

なんだかほぼ似たような国が並びますね。

上の順位はGNP(国内総所得)のランキング。いわば経済の規模です。

下の順位はリオ・オリンピックのメダル獲得数です。

ドーピング疑惑のロシアを除くと6位にはフランスが入ります。

多少の順位移動はありますがまったく同じ国が上位6位にランキングされます。

これを見て誰もが感じ取れるのは、「お金のある国=スポーツが強い」ということですね。

海や山や川、高地や低地、空気や温度などの様々な自然環境が選手を育てる時代はとうに過ぎ、国がお金をかけて最高の環境を作り上げるようになりました。

選りすぐられた子供たちが作られた環境の中で育ち、強化されていく。

そんな構図がますます明確になってきますね。大喜びできない何かがあるような気がします。

選手を守るためにもドーピング規定を強化しくいていくのは当然のことですね。

ちなみにこの順位はわかりますか?

1位 香港 2位 日本 3位 イタリア 4位 アイスランド 5位 スイス 6位 フランス

日本はほんとうに素晴らしい国です。

この順位は平均寿命ランキング。

ちなみに健康寿命ランキングもシンガポールに次いで世界2位。

ここにもメダルをかけてほしいですね。

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