120 会えない時間がー愛育てるのさぁー♪♪
郷ひろみさんのヒット曲「よろしく哀愁」のサビの歌詞ですね。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
空白の時間こそが大事なもの作り上げる・・・・・なかなか深いものがあります。
日本人は世界でもトップレベルの美意識をもつ民族です。
物事の間(ま)を活かし作り上げていく様は他民族では理解できない部分があるようです。
家具のない日本間の凛とした美しさ。
水墨画の白い部分は塗り残しではなく墨以上の主張さえします。
能舞台の無音の間は洋楽の休止とは違います。
落語家は「間」を体得するためだけに何十年も稽古を積んできたんだ。と言います。
フェンシングやレスリングにはない剣道、柔道、相撲の間の緊張感。
間(ま)と間(あいだ)の違いを感覚的に把握しているのは日本人の高い感性です。
物事が成長していく過程では変化が無い様に見えて、実は大切な熟成期間があります。
郷ひろみさんの歌になぞらえたとき、現在の恋愛事情はどうでしょうか。
携帯電話の急激な普及で空白の時間は寝ているとき以外なくなってしまいました。
いやいや、ともすると、寝ているときでさえ起こされてしまうようですね。
常に「ライン」などでやりとりし、10分間も返信がないと怒ってしまうことが日常茶飯事。
あるいは心配して不安になることも。
一体どこで熟成していくんでしょうか?
「自然界のあらゆる生き物は最短距離を通って成長している」とレオナルド・ダ・ビンチ。
この最短距離には熟成期間も多分に含まれています。
連絡をとり続けているために急接近したように感じるカップル・・・・。
実は最短距離すらカットしてしまっているのかもしれませんね。
ビオストラスは酵母が自然に成長するための熟成期間をたっぷりとってできあがります。
起源前から続く大自然の営みを味わってください。
そして身体の中をゆっくりと巡り体内バランスを整えていく様を楽しんでください。